まあ、補足を兼ねて。
世界の種子というのは、基本的にはオープンソース版カーディナル、基本的にはカーディナルをベースにコンパクト化されたVRMMOの基幹システム、オリジナルのカーディナルにあったいくつかの要素をオミットし小型。軽量にしたうえでVRMMOを構築するためのレベルエディターなどをセットにしてアジャイルなVRMMO開発を可能にしたキットというのが恐らく妥当な理解。
レクトプログレスの解体によって、事実上、関連のパテントなどの知的財産権はクリアになったと考えられるので、VRMMOを進めるための本質的な障害はSAO事件、ALO事件を経て悪化した市民感情と実装に必要なコストと考えられる。この実装コストを大幅に引き下げたのが世界の種子。つまり、実装コストが大幅に引き下がったことで悪化した市民感情を割り引いても持続的に運営可能になったといったところ。
幾つか、その後のドラマからピックアップするとレコンは最後で見せた心意気を買われてシルフ族で割と重要な立場になっています。サクヤの信頼も厚く、おかげでかえって動きにくくなった感はあり。