富士見ファンタジア文庫の最近のブログ記事

棺姫のチャイカⅠ

| コメント(0) | トラックバック(0)

キャラクターの配置はほぼスクラップド・プリンセスのそれなんですが、かなり今風にシェイプされていますね。まあ、ヒロインのチャイカに戦闘能力があるのがスクラップド・プリンセスとは違うところですが世界中から追われているのはスクラップド・プリンセスと同じ状況ですね。

作品のカラーとしては、ザ・ジャグルよりも後に書かれた作品のせいか、平和というところに関してはさらに一歩踏み込んでいると思います。チャイカは父王をきちんと葬ってあげたいだけなのにチャイカを追う者たちは彼女の存在自体に怯え結果的に平和を破壊する形になってしまっています。この辺はスクラップド・プリンセス以上に明瞭なメッセージになっているかもしれないと思います。

確かにスクラップド・プリンセスとかぶるところもあるにはあるのですが、それぞれのキャラクターの抱える事情は別物ですし。それ故、全く異なるキャラクターではあるわけです。ただ、ここの所比較的まっとうなファンタジーはあまり多くなく、どっちかというと学園ものとかと絡めたつくりが多かったのでかなり楽しませてもらいました。

もうすぐ2巻が出てくるとのことなので楽しみにリリースを待つことといたします。

棺姫のチャイカII 棺姫のチャイカII
榊 一郎

富士見書房 2011-05-20
売り上げランキング : 49772

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

SCAR/EDGE

| コメント(0) | トラックバック(0)

レンタルマギカやイスカリオテで知られている三田誠氏の作品。既刊4冊で完結しています。まあ、知らないわけではなかったけど面白そうなので読んでみました。まあ、ダブルクロスとかが楽しく読める人にはお勧めでしょう、というかダブルクロス方向のリンクからたどってしまったというのが正解なのですが。

サブタイトルは

  1. 烙印よ、刃に囁け。
  2. 烙印よ、虚ろを満たせ。
  3. 烙印よ、想いを蝕め。
  4. 烙印よ、絆を宿せ。

となっています。

基本的には1、2巻がヒロイン 緋原・ちひろ・ランカスターが主人公 土岐キズナを追う展開で、、3、4巻がその逆に主人公がヒロインを追う展開になっています。また、1、3巻が日常空間、2、4巻が非日常であるオケアーノスと綺麗に構成されています。

長すぎず、短すぎずでかなりいい作品だと思います。基本的には能力バトルですが、ダブルクロスのように影に痛みが見える能力です。そういう意味では最近の作品ではアクセル・ワールドとかにも通じるラインではないかと思います。ある意味、まどか☆マギカにも通じるかな。

主人公の能力 ダウンロードはある意味痛みそのものだともいえますし。そして、最終巻のタイトルが語るように絆でもある。そういう思いが込められた主人公の名前だとも思います。まず、読んでみてからという作品だと思います。

烙印よ、刃に囁け。 ―SCAR/EDGE (富士見ファンタジア文庫) 烙印よ、刃に囁け。 ―SCAR/EDGE (富士見ファンタジア文庫)
三田 誠 植田 亮

富士見書房 2004-11-18
売り上げランキング : 245815

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

これも、少し古いものだけど書かねばなるまい。わかっている人間なら言うまでもなく"最後の聖痕"です。亡くなられた山門敬弘氏の残した最期の著作。内容は

  • ヒミツのカンケイ
  • 甘いお誘い
  • 綾乃さんのお宅訪問
  • 柊太一郎のそれでも割と幸せな一日
  • 炎の喚び声

これに遺稿となった長編第7巻の書き出し分です。

作品としては完結していないし、わからないところはいっぱいある。トリニティブラッドみたいに未完の部分も含めたプロットができていたというわけではないわけだし。ただ、作品の主要部分である、過去をどう区切りをつけるかというのは作品で描かれている部分を見る限り明らかだとは思う。

たぶん、過去に囚われるそんなラストにはならないと思うから。ただ、それでもラビスの結末がどうなるかは見たかったとは思う。文車妖姫(妖魔夜行)の本屋に行きたいと切に思った。

風の聖痕 Ignition 6  ヒミツのカンケイ (富士見ファンタジア文庫)風の聖痕 Ignition 6 ヒミツのカンケイ (富士見ファンタジア文庫)
山門 敬弘 納都 花丸

富士見書房 2010-03-20
売り上げランキング : 20072

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ウェブページ

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち富士見ファンタジア文庫カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリはトクマ・ノベルズEdgeです。

次のカテゴリは電撃文庫です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。